無感情な硝子



子供と大人の挟間に立っているんだ

正しいことと歩むべき道の境界線を探しているんだ

自分を飼い慣らす方法とは何だろう?



黒と白を纏う空へ掌をかざして

浮かび上がる答えを黙って待つ僕は何者なんだ?

皮肉ばかりが胸をきりきりと引っ掻くんだ

今は何物にもなりたくない



正義と悪が折り合いをつけようとしている

君にとっての幸福と

世界が僕に許す未来は決して重なりはしない



後悔と懺悔を望む明日は来ないだろう

一人泣き腫らした朝に待つものは情けか優しさか

気付けない僕は

ちっぽけな僕は命を凍らせて

今も流れゆく雲を静かに眺めているんだ



そうして僕は間違いを犯す

透かし見ることの叶わない氷が君の涙で溶けきるまで

永遠と続く薄汚れた戯れなんだ



ああ

この無感情な硝子箱に全てを閉じ込めてしまえれば

どれほど



どれほど

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